…えーと…タイトル通り、スパイだとぉ!?
…鯉心…様に命令されました。(敬語辛い…;;)
ダイブ界の支配者の嫁として、山の麓にある五重塔みたいな所へ送らされました。
…昔の日本のお姫様がきる和服を着てです。
…以外に重かったです。
そして…五重塔みたいな所の最上階に…いましたよ。
ダイブ界の支配者が。
…猫さんの方がイケメンだなって思いましたなw。
面会をして…ホッとしたと思ったら…ソッコー私がスパイだということがバレましたw
あ、ちなみに支配者の名前は数羽という名前だそうです。
数羽「…お前、あの組のスパイだろ?」(耳打ちで)
私「!…何故分かったのです?」
数羽「…簡単だ…。…お前の噂、結構流行っているぞ?」
私「…あ…」
私の噂というのは、殺し屋みたいな仕事をしている噂です。(悪徳商人などを殺る位ですけどね)
数羽「狙いはなんだ?」
私「…数羽様がどのようなことを企んでいるか、調べることです。
もし、企みがなく私の所属している組と同じ考えであれば…殺しはしません。」
数羽「ほぅ…」
数時間後
※…面会の時、全て話しちゃいました…;;
(夜)
私「…バレた…;;;しかも、数羽様と寝ることになるなんて…(泣)」
私(いくら、嫁(仮)だからって…嫌だな…猫さん…本当ごめん…!)
数羽「…何やっているのだ?」
私「か、数羽様…(…帰りたい!…今すぐ帰りたい!)」
数羽「ほら、もう寝るぞ?(ニヤニヤ」
私「…;;(い、嫌な人だぁー!!)」
しょうがなく、寝ました。
二日目
午前
数羽「散歩行くぞー。」
私「さ、散歩…ですか…?」
数羽「おう。」
庭にて
私「…おお……!(な、なにこれ!めっちゃ綺麗な花!)」
数羽「気に入ったか?」
私「はい。とても美しゅうございます。」
数羽「そうか(微笑」
私「…思ったのですが、数羽様はこの世界をどんな世界にしたいのですか?」
数羽「…皆、共に仲良く暮らす。そんな世界だ。」
私「…数羽様は妖怪ですよね?」
数羽「そうだ。ちなみに、龍の妖怪だ。」
私「…とてもかっこいいですね……ってこれなんです?(数羽様に私の髪に飾られた花を触れてみる)」
数羽「水色の桜の花の簪だ。」
私「…あ、ありがとうございます…。(…悪い人には思えないな…でもまだ二日目…油断しちゃいけない…)」
こんな感じでした。